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日記 definitive

2026.09.23

2026.08.13(THU)

●Macro Benevnto(US)『Glera』(2026)

●私はお笑い芸人はやっぱり表現をやる人だという認識だし(でも一方で過剰にエンタメ的でもある)、いわゆるサラリーマンになる人たちじゃないし、そこにアナーキーな面を勝手に期待してしまう。だから、特に昼の帯番組を持つと「アガリ」みたいになっているのは、結局公務員的安定志向かい、とがっかりしてしまう。

●『偉人の年収』みたいな番組で三船敏郎の回だった。エピソードなどは面白かったが、VTRのアニメとその声優の演技がEテレとは思えないほど俗っぽくてダサい。まあそもそも「偉人」のことを伝えるのに、視聴者への興味の持続?として「年収」のようなお金を持ち出してくる時点で残念なのだが。

●お盆に送り火という文化があるのをテレビで初めて知った。(もしかしたら、おじいちゃんが生きてた頃などはやっていたのかもしれない。)毎年やっているという人に取材をして、「ご先祖がどの家に戻ればいいかわかるため」と言っていた。送り火をする家が今は少ないのは置いておいて、もしいろんな家が送り火をしていたらご先祖もどの家に帰ればいいか結局わからないのではないか、と一見考えてしまうがこれは間違いで、先祖らにとって帰る家は「あの家」であり、家にとって帰ってきてもらうのは「この祖先」なのだから問題ないのだ。

●同じ番組で、お盆に立てるろうそくをLEDしているという人も取材していた。それを見て、時代に即してハイテクなのかもしれないが「貧しいな」と思ってしまった。これはそのまま保守的な思考だ。(=自己批判というわけでもなく、語義通りに。)例えば、お賽銭がpaypayというのはちょっと変だなあと思うのとかも全く同じ。で、これと同根で、カトリックにおいて同性愛をどう考えるか?とかがあるわけで、だから自分が宗教とあまり関係がない「日本人」だと思っている人でも、それは全然人ごとじゃないのだ。

●テレビは視聴者の興味を惹きつける「技術」みたいのをごく自然に使ってる。一番強く感じるのは、家族がいつもつけてる『ポカポカ』で高級な牛肉の塊が出てきてそれを200g(300gか?)ぴったりに切れたら持って帰れるみたいな企画が毎回あって、冷静に考えて本当にどうでもいいし絵としても地味なのでとにかくくだらないと思うのだが、どこかで興味を惹きつけるような誘惑?欲望?を惹起する見せ方を感じる。(バラエティの文法みたいなものがクリシェ化してるから、そこに制作の強い企図みたいなのは全然ないが。)まあ一番単純なのは引き付けて一番いいところでCMにいくとか。

で、それのパッケージ化された形式としてクイズ番組がある。クイズを出され、それを答えようとしている回答者が映されると、自分も答えたくなるように欲望をしむけられている。それは、周りで一緒に見ている人にクイズに正解して褒められたいみたいな欲では多分ない、一人で見てても同じだ。子供の頃は普通に楽しんでいたが、今はそれが私にはとても窮屈に感じるので、クイズには「与しない」ようにしている。

(そもそも、クイズ番組は強烈な学歴主義とクイズができる=頭がいいという思考が蔓延していてその時点でイヤだ。)

●『東大王』という番組がやっていた頃は私は全くテレビを見ていなかったし、クイズノックもほとんど知らないが、私は伊澤拓司の顔が好きだ。口がωみたいでかわいい。(知らないと言ったくせに)クイズノックの他の人は、クイズや勉強はできるけど「無趣味」な印象が勝手にあるけど、伊澤拓司は読書が好きで大槻ケンヂが好きだと言っていて「いいね」となった。

Profile
滝鷹介 Taki Yosuke

1997年神奈川県生まれ。小説家。POLY LIFE STUDIOを主宰する。

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(ほぼ)毎日更新。各回のサムネと1行目は、サブスクで新しいアルバムを聴くのは1日1枚までという自分ルールのもとでその日に選ばれたアルバム。

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