2026.09.17(THU)
●Sonicbrat(Singapore)『Stranger to My Room』(2013)
●『映像の世紀』で蒋介石の妻だった宋美齢のドキュメンタリーを観た。内容を見る前の最初はタイトルが「三世紀生きた女性」みたいなタイトルで、なんでそんなお伽話というかドラキュラみたいなフィクションっぽいタイトルなんだ、と思ってたら、宋美齢は100歳以上生きて実際に19-21世紀をまたいで生きていたのだった。
●今度は『世界のドキュメンタリー』でアメリカの医療とAIの問題の回を観た。大手保険会社が病院での退院の時期や退院後のリハビリの期間を判断するのに偏ったAIのアルゴリズムを利用した、ということが問題になっているらしい。(保険制度が日本と違うので、なぜ退院やリハビリを決めるのが保険会社なのか分からないのが、ちょっと勉強不足なのだが。)とにかく問題は、明らかにまだ退院できる状態じゃない人をAIの判断によって機械的に退院させたりして、しかもそのような好ましくない待遇は高齢者や黒人のような「保険会社の利益になりにくい」とされる属性に対して行われており、明らかに(結果的に)差別的なファクターがアルゴリズムに含まれている、ということらしい。(前者は医療費の負担が多くかかり、後者はそもそも支払える保険金が少ない(貧困)と計算され冷遇?される。)
それで、そのAI使用の疑いが最も強かった大手保険会社のCEOが、ひとりの男によって(計画的に)射殺される。それで、安倍の暗殺と同じように、義としての?殺害の倫理の問題については今は考えたくないので、置いておくが、この事件が起こった後に、その犯人の抗議の意を汲んで、街頭で無罪の要求をする人たちがやっぱり出てきたりして、そこまでは分かるのだが、犯人の人の顔が男前というのもあって、ネットで「セクシーなマンジョーネ(犯人の名前)」とか言ってアイドルみたいに扱われたりもごく一部ではしているらしい。そこまでいくと違うなあと思う。
●テアトル新宿でMOOSIC LAB 2026というのの一環で上映していた、映画3本立てを観た。よく聞いてるポッドキャストかつ文芸誌をやってる『空地』の松崎さんの『エンジョイ・アワー・フリータイム』を目当てで行ったが3本とも面白かった。
特に2本目の『ボウル・ミーツ・ガール』がすごくよかった。オープニングのシーンもいいし、全体的に「漫画的」な演出がすごくよかった。この映画と3本目の『床一面こんな感じ』にも出てた瀬戸璃子さんという役者さんがすごくよかった。終わった後の舞台挨拶でも喋っていたけど、雰囲気がそのままだった。この3本立ては、1本目の主演の園凛さんと、2本目に出てくる瀬戸璃子さんが、3本目の映画でW主演という熱い?構成になっているのだが、園凛さんは機嫌が悪いのかぼーっとしているだけなのかわからない横顔の(ちょっと怖い、迫力のある?)表情がすごくよかった。