2026.10.23(FRI)
●Nla Sinephro(UK)『Space 1.8』(2021)
●Xで知り合って、前回の文フリでもお会いした沢さんが、今年の文フリで新刊を出すらしく、その前に私の小説にも言及していただいた。
滝さんのワールドオブエコー読んでたらかきたくなり、まさか文フリに間に合うかもしれない https://t.co/IERzv7q33q
— sawa toka (@ququpt) October 3, 2026
ベンヤミンの「長編小説(ロマーン)は孤独の産屋から生まれる」という言葉を持ちださなくても、小説を書くのは確かに孤独ではあって、とはいえ寂しいみたいな「孤立」の意味ではなくそれはとても充実した孤独だけど、例えば演劇の稽古とかに比べればもう全然個人作業で他者とのコミュニケーションが無いのは確かだ。保坂和志は、小説を書く人ばかりが増えて読む人(買い支える人)が増えていないみたいなよくある意見に対して、ダンスだったらダンスをする人が増えるのはいいに決まってる、小説も同じ、ということを言っていた。私のいいと思う小説は、読むことでいろんなことを考えられたり、読んでいて自分も表現をしたくなる小説なわけだけど、単に刺激を受けたとか勇気をもらったとかではない、小説を書く人どうしで小説を読んで何かが「揺れた」、そういうのまで「小説を書く」ということに入れてしまえば、演劇の稽古と同じようなことが起こっているんじゃないか。直接の会話やメッセージとして「小説面白かった」と伝わる時間はうれしいし大切だが、表現にとってもっと大切な時間はもうすでに起こっている。
文フリの沢さんのブース