2026.05.08(FRI)
●野口文「死んでも一生」(2026)
●今日は予定通りにバイトに間に合う。行き帰りの電車で浅田彰の『逃走論』を(引き続き)読む。内容は、スキゾ-パラノの二項対立で話をドライブさせすぎだったりするところもあるけど、何より全体の「本」としての構成がすばらしい。本人もあとがきで述べているが、短いエッセイや長めの対談、書評記事とかジャンルがバラバラで話題もそれぞれで、これが特に飽きっぽい私のような人には、いろんなところを行ったり来たりしながら読むのにすごくいい。(こんなことは当時から散々言われているだろうが、この本自体がスキゾ的構成なのだろう。)
デザインもいい。こういう本を作りたい。

●保坂ゼミでお世話になっている「あわいものや」さんでやるイベントのアイデアとして、ひとつの本をどう酷使するかという方面で、色々いいアイデアが浮かんでいる。『逃走論』の読み方しかり、「小説」に閉じず「本」をどう使用するか、「正当」な読み方、例えば哲学科の学生のように一つの本と腰を据えて向き合って時間をかけて精読するというような、以外のやり方で(そのやり方はかなり習熟や、もっと端的にバリアフリー的に多くの人に開かれていないはずだ)、どう本をよりよい〈生〉のために使えるか、というのが(文フリが終わった)次=今のシーズンのテーマなのかもしれない。
●冨田粥さんのツイートで知った、ザ・シティイもイベント場所として気になる。近いうちに下見・打ち合わせをお願いしようと思う。