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日記 definitive

2026.09.23

2026.05.17(SUN)

●落日飛車/Sunset Rollercoaster(Taiwan)「QUIT QUIETLY」(2025)

●続き。今日は『ひらやすみ』がそろそろ終わりそうなことについて。前回まで色々と言ってきたけど、基本的に『ひらやすみ』が一番好きな漫画の一つであることはずっと変わらない。だから、『ひらやすみ』が終わってしまうのか、という感情?は単純に好きな漫画が終わってしまう寂しさが大きいのだが、今日考えたいのは少し違うこと。これは自分の関心の小説にもすごく関わるのだが、漫画が連載中か完結しているのかみたいなことだ。

私が『ひらやすみ』が終わってしまうと思うとき、それは物語が終わる(=閉じる)ということや、新しい話がもう読め(出てこ)ないというよりは、テクストの手前側の〈私〉とともに進んでいた『ひらやすみ』の時間が止まる、とでもいうような感覚がある。いや、それも少し違うか。これは微妙なニュアンスで、例えば私が(保坂和志やいぬのせなか座の山本浩貴の影響に負いつつ)いつも言うことだが、(特に長編の)小説を読むと言う行為は、2時間くらいの時間の決まった映画をみるというような一時的な体験に閉じず、生活の間に読まれ中断し、また読み始めると小説の時間が再開するというような面がある。山本浩貴はこれを「自分の部屋を持つ」ことだと言った。で、私が今言いたいのはこれに近いことなのだが、こっちの方は割と暗に完結した小説(普通に本屋に並んでるような小説)をイメージしてしまっているのだが、連載中の小説/漫画となるとまた感覚が私の中で大きく変わる。

保坂和志の通称「鉄の胡蝶」という連載があって、(かなり長い連載だったはずだが、いつから始まったのか調べてもパッと出ないので諦めた)私は文芸誌を買わないので(意志をもって買わないのではなくてただ買わない)、保坂和志がXで紙面の画像をアップロードしているので読んだり、群像を立ち読みして読んだりしている時期もあった。(今はほとんど読んでない。)それで、読んでるときは、かなり時事的な?話題が多いのもあって(しかも原稿と掲載が1,2ヶ月しか離れてなさそうで、本当に最近のことが書いてある)、漠然とこの連載は単行本にしてもしょうがない、良さがなくなる?と思っていた。(一方で連載で読むと言うことに慣れてないので、全部終わってクソ分厚い単行本で出してくれたら読んでやる、と言う矛盾?したことも同時に思っていた。)のだが、最近この連載の最初の方だけが『鉄の胡蝶は』というタイトルで単行本化された。

それで、私は今いったようなことを考えてたので、特に単行本になっても買わなかったのだが、まだ連載が終わってないのに単行本化しちゃうのすごい、みたいに言う人が多くて、買わないながらに、確かにすごい、いいねと思った。けど、書きながら本当に今思ったのだが、そんなことは漫画はずっとやってきたじゃないか。(もちろん、連載スピードやページの密度?などは違うが)とはいえ、いわゆる物語ではないこの小説が、連載しながら単行本もあるという状況は実際面白くて、これについてはまた別に考えるかもしれない。

●お金の計算をしていたら、ちょっとしたミスで今月末のカードの引き落としがマズいことが判明。そこから半日はお金がないことでバッドに入る。私が気分が落ち込むときは9割型お金がないことについてだ。それで散歩したりしながら色々考えていたのだが、考えてみると、今月始まった週2のバイト代が、まだ一人暮らしをしていた去年の週3.5~4くらい働いていた月の給料から家賃を引いた額と大体一緒ということに気づいた。(しかも、当然他の光熱費等で+2万円とかはさらにマイナスになる。)つまり、(実家にいるから)家賃がないだけで、週2のバイトだけの給料で、もう今の方が手取りが多いということになる。すごい。家賃って高すぎだ。

だから、今直近お金がないのは、単純に引越し前後でバイトしていなかったから、という一時的なものでこれからは前よりマシになるはず、と考えて少し気が楽になった。(が、いつもこういう時にやむを得ず、手持ちがないのでカードを使って結局それの返済で、すぐにはマシな生活に移行できないのだが)

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滝鷹介 Taki Yosuke

1997年神奈川県生まれ。小説家。POLY LIFE STUDIOを主宰する。

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(ほぼ)毎日更新。各回のサムネと1行目は、サブスクで新しいアルバムを聴くのは1日1枚までという自分ルールのもとでその日に選ばれたアルバム。

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