article thumbnail color 1 article thumbnail color 2 article thumbnail color 3 article thumbnail color 4

日記 definitive

2026.09.23

2026.09.02(WED)

●Ata Kak(Ghana)『Obaa Sima』(1994)

●イベントの資料に使うので、参考文献の引用を持ってくるのに、geminiに聞いてgoogleドキュメントの音声入力を初めて使ってみている。何回かZINEのために自動の文字起こしは使ったことはあるけど、改めて精度が高い。同音異義語や一般的に使用頻度が低めの単語とかじゃない限りはもう本当に正確に文字起こししてくれる。インタビュアーの人とかだいぶ楽になっただろうなと思う。(ただ、引用だとちょっとした作家ごとの表記のくせ、特に文字の「開き」は修正することが多い。例えば、「思う」とデフォルトで文字起こしされているのを「おもう」になおす、とか。でもこれは全然しょうがない手間だ。)ちなみに句読点や括弧もいちいち「てん」とか「まるかっこ(+とじ)」とか言えば正確につけてくれる。だから手直しはかなり少ない。

多分、打ち込むよりトータルの時間は早くなってるとは思うけど、ただ、マイクに向かって喋るのは身体的に結構疲れる、というのはある。飲み会とかで何時間も会話してても喉が疲れるとかないけど、何かの発表とか一方的に話すときは1時間もなくてもどっと疲れるのはなぜなのか。トータルの時間よりミクロな都度の休止が回復?に重要なのか。

●『100分で名著』の『シュルレアリスム宣言』の回の1,2回をみた。昔読んだことはあるし、ブルトンは精神分析の理解が甘いみたいななんとなくの印象はあったが、今回見ていて、ブルトンはいくら無意識という言葉を使っていても、根本が、雑にいうと「無意識を生かして意識の方で頑張ろう」的な考えで、表現は忘れたが「無意識の領野を『征服』する」みたいなことを言っていたことにそれは強く現れていた。それは無意識を認めたことにならなくて、まだ照らされていない未開拓の(自我の)領域として無意識をみているように思える。

自動筆記というのも、20歳くらいの時は「面白え!」と思ったが、今(この「今」は私の今であり時代としての今でもある)はあまり面白いとは思えない。自動筆記は「めちゃくちゃ」だから面白くない、と言うとすればそれはいかにも保守的な発言に聞こえるが、「めちゃくちゃ」にも「質」みたいなものがあるのだと思う。(質がいい/悪いの二分法があるというのではなくて、ヴァリエーションがあるということ。)ただ、私は「めちゃくちゃ」なフリージャズが好きなわけで、しかも質とかいいつつ、フリージャズに分類される音楽はもう大体全部好きなのだが。

●今さら気づいたが、特に今のspotifyのUIでは、アプリを開いて毎回表示されるトップのページにファローしているアーティストや私の好みに近いアーティストの新譜が絶えず表示される、これってかなりSNS的(タイムライン的)だ。新しい「投稿」が表示されて、興味を持ったらタップするし、興味がなくても絶えず新しいものが表示されて目に入る。Xとかと一見違うのは「素人」の投稿がないことだが、Xや他のSNSでも当然「公式」のアカウントの投稿なんて当たり前なわけで、それらは(少なくとも表示上は)区別されない。(というかむしろ、それらが等質に並ぶのがSNSの新しさだったわけだが。)

●こたけ正義感のyoutubeとかって、いわゆる「浪人界隈」とかヨビノリ、クイズノック、雷獣とかをみる人が好きなのかなあ、となんとなく思う。(なんかちょっと教養っぽい感じが。)

Profile
滝鷹介 Taki Yosuke

1997年神奈川県生まれ。小説家。POLY LIFE STUDIOを主宰する。

insta / X(twitter)
記事紹介
日記 definitive

(ほぼ)毎日更新。各回のサムネと1行目は、サブスクで新しいアルバムを聴くのは1日1枚までという自分ルールのもとでその日に選ばれたアルバム。

Copyright © POLY LIFE STUDIO