2026.10.06(TUE)
●Lil Wayne(US)『Tha Carter Ⅲ』(2008)
●最高29度で熱い。熱いのに柿が色付いていて、梅のように見える。樫村晴香の言うデジャブのような認知の短絡的接続、そんなことは言っていないかもしれない。
●バイト帰りに、反対側から歩いてきた男女の女性がお店の前で立ち止まって長身の男の人を引っ張って止めて、「ここ、ロマンチック」と言って、ロマンチックという言葉はそんなに好きではないが、そのときは素敵だと思った。
●中村拓哉のひとりりあるでラップ熱が上がってるところで、田中宗一郎と宇野維正の『2010s』を読んで2010年代のヒップホップの話がたくさん出るので、Lil Wayne『Tha Carter Ⅲ』を満を辞して聞いたら(これは2008年だが前史として)良さがわかって、生まれて初めてトラップのラップが聴けた!と興奮した。が、リル・ウェインはトラップっぽいハイハットが一部出てくるだけで、全然トラップというジャンルではないそうだ。というか、後半は全然曲調が違った。今、その辺の位置付けを調べてみて色々勉強になった。とにかく、カニエ的なサンプリング主体でないヒップホップが聞ける扉が開かれたのはうれしい。
●私が唯一苦手意識のある音楽ジャンルはトラップとEDMなのだけど、考えてみると、それらはどちらもまさに自分の思春期〜20代前半にあたる2010年代に爆発的に流行ったジャンルであって、だから当時のメインストリームへの忌避感が無意識的にあったのかもしれないと今さら思った。もちろん単純にロックで音楽が好きになった、というのも大きいが。
●Lil Wayneのwikiより。
2010年4月に銃器不法所持の罪により逮捕された彼だが、その後の5月に、獄中での所有が禁止されている「ミュージックプレイヤー用の充電器」と「ヘッドフォン」をポテトチップスの袋の中に入った状態で隠し持っていたことが発覚したため、釈放される日まで「毎日23時間を独房で過ごす」ことや、「私的な目的でかける電話は週に一回だけ」などのペナルティーを科せられてしまう。