11月8日(日)の文学フリマ東京43 「Q-08」ブースにて『あなたの日記 私たちの「日記」本』を販売します。イベント以後はPOLY LIFE STUDIOのオンラインサイトでの販売を予定しています。
この本は、9月に高円寺の「喫茶と酒場 あわいものや」にて行った同名イベントに参加した11名による「日記」を中心にまとめた本です。が、この本は単なる日記集ではなく、ここにあるのは「日記」的なものの広がりが、現在の狭義の日記に収束していく上で失われた何かだと確信します。



●書誌情報
判型:新書サイズ
仕様:本文モノクロ/162ページ
価格:1,300円
●目次
P2…はじめに
P5…Session1 ナビゲーション
P49…Session1.5 散歩
P51…Session2 ある日の「日記」
P71…Session3 イベント当日の「 」
P161…CONTRIBUTOR
●本書について
日記本ブームとはなんなのか? それを社会学や文学史的にアプローチするよりも、小説や詩歌と並ぶ(言語)表現として日記を「間に受け」、さらに言語表現が「私の生」そのものを変形するものであるのだから、「日記を書く生」そのものを(束の間でも)生きることこそが、日記を書く上でも日記から書くことを学ぶためにも必要だ。本書の元となったイベントはそのためにあった。
まずは、日記の実作を参照しつつ、いぬのせなか座の二人(鈴木一平、山本浩貴)による日記論の紹介を行った(Session1)。次に「日記を書く私」としての〈生〉を束の間体験するために高円寺の街を散歩した(Session1.5)。最後に、配られた原稿用紙に書かれたランダムな過去のある日付の「日記」を参加者それぞれが書いた(Session2)。そして、イベント後には、参加者は「イベント当日」の「 」をそれぞれ提出した(Session3)。この本におさめられたのは参加者全員の全ての原稿とそれ以外のたくさんだ。
参加者の多くは、普段から自分で日記を書き、他者の日記を読んでいるわけではなかった。それでも、ある一日の時間と空間を確かに一時的であれ共有して、今はバラバラだ。重要なのは、参加者のそれぞれの人生が交差した「奇跡」などでは全然なくて、むしろそうでないことが幾重にもあり得た〈生〉の厚みと、「日記」を手がかりとして、書くことによって〈生〉そのものを変形していくプロセスだろう。 この本には、その〈生〉の厚みとプロセスが、全てとは言わないがいくらか刻まれていて、それがあなたの書くことと〈生〉を変形しうるはずだ。
●寄稿者(掲載順)
野本泰地/林原修平/滝鷹介/えんどうけいこ/菊川タカマ/キクチ/鴇田義晴/冨田粥/PINFU/吉田彩乃/小高大幸
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【イベント出店概要】
■文学フリマ東京43
■日時:2026年11月08日(日)12:00-17:00
■会場:東京ビッグサイト 南1-4ホール
■出店ブース:Q-08(南1-2ホール)
■出店名:POLY LIFE STUDIO
■入場料:¥1,000(前売)・¥1,350(当日スマチケ)・¥1,500(当日窓口)
※18歳以下入場無料
※南1-2ホールが1F、南3-4ホールが2F
その他イベント詳細:https://bunfree.net/event/tokyo43/